こんにちは、ほりべゆーすけです。
今回は「白飛びと黒つぶれ」について解説しようと思います。
全然理解してない方はもちろん。
写真を撮る時に「白飛びと黒つぶれ」は、
しないように気をつけようと思っている方も、
なんで「白飛びと黒つぶれ」はしない方が良いのか。
説明できない方は、この記事を最後まで見てみてください。
なんで「白飛びと黒つぶれ」はしない方が良いかを
理解していると写真の幅は広がります。
ぶっちゃけ「白飛びと黒つぶれ」は、
しない方が良い時と、
した方が良い時があります。
この記事を読んでわかること!
1「白飛びと黒つぶれ」とは
2「白飛びと黒つぶれ」はなぜ起きるか
3「白飛びと黒つぶれ」をしない方が良い時とした方が良い時
ではいきます!
1「白飛びと黒つぶれ」とは
「白飛びと黒つぶれ」とは、情報がないという事です。
写真というのは、「ピクセル」という小さい点の集まりで、できています。
このピクセル1つ1つに色や明るさなどの情報が入っています。
そしてこの情報というのは、0から255の数字で表されます。
これはヒストグラムという写真の情報の表です。
1番左が0(黒)、1番右が255(白)です。
「白飛び黒つぶれ」と言うのは、
この0(黒つぶれ)と255(白飛び)の状態の事です。
ではなぜ、この「白飛び黒つぶれ」はしない方がいいと
言われているかというと、情報がないからです。
情報がないということは、後から写真を明るくしたり、
暗くしたりしようとしてもできません。
黒は黒のまま、白は白のままです。
これが「白飛びと黒つぶれ」です。
2「白飛びと黒つぶれ」はなぜ起きるか
では、なんでこんなことが起きるかというと、
カメラが記録することのできる明るさの幅を
超えてしまってるからです。
カメラが写すことのできる明るさの幅は決まっています。
これを「ダイナミックレンジ」と言います。
わかりやすく表にしてみました。
このように、カメラで写すことのできる明るさの幅は、実際の明るさの幅より、
だいぶ狭いです。なので、写真の中の明るさの幅が、カメラのダイナミックレンジを
超えているときに「白飛び」や「黒つぶれ」が起きてしまいます。
同じ画角内で明暗差が高いと、カメラでは
暗いところと明るいところの両方を写しきることができず、
その写せなかった所
(カメラのダイナミックレンジ外の部分)が
白飛び、黒つぶれ
という事になります。
具体的には、逆光の写真などですね。
逆光が良くないと言われるのはこういう理由です。
3「白飛びと黒つぶれ」をしない方が良い時とした方が良い時
「白飛びと黒つぶれ」はしない方が良い
という風に思ってる方は多いでしょうし、
ここまでこの記事を読んで、
「情報がないってことはあんま良くないんだな」って
思った方もいると思います。
半分正解で半分間違いです。
どういうことかというと、
後から写真を加工しようと考えてる人は、
「白飛びと黒つぶれ」しないように撮った方が良い。
JPEG撮って出し(無加工)で綺麗に撮っていきたいって人は、
「白飛びと黒つぶれ」してもいいと思います。
なぜかというと、先ほど説明した通り、
「白飛びと黒つぶれ」していると、
情報がない状態なので、後から加工しようと思ってもできません。
なので、後から写真を加工しようと考えてる人は、
「白飛びと黒つぶれ」しないように撮った方が良い。
JPEG撮って出し(無加工)で綺麗に撮っていきたいって人は、
後から加工しないので、「白飛びと黒つぶれ」しようが関係ありません。
(厳密には関係あります。今後その写真をプリントしたりする時などには^^;)
ただ最初のうちはそんな気にせず、ヒストグラムなんて見ないで、
モニターで見たまんまの「白飛びホワ〜」みたいな目を引く写真撮って良いと思います!
ぶっちゃけインスタとかに載せる写真だったら、「白飛びと黒つぶれ」
なんて関係ないです!ビジュアル重視でいきましょう!
僕のインスタに載っている写真は、
結構白飛びしてます^^
まとめ
「白飛びと黒つぶれ」とは
・なんの情報もない状態
・後から明るくしたり、暗くしたりなど加工できない。
・プリントする際には、「真っ白」「真っ黒」でプリントされる。
以上のような事になるだけで、
「白飛びと黒つぶれ」してはいけない
というわけではない!
このことを理解して、自分がどう撮るかが大切!
以上!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
このブログでは、写真初心者のための知識や、上達法を1から
簡単にわかりやすく伝えておりますので、
よかったら他の記事も読んでみて下さい^^