こんにちは、ほりべゆーすけです!
「ダイナミックレンジ」って聞いたことありますか?
写真を始めた方なんかは聞いたことあるんじゃないかな〜
と思います。この「ダイナミックレンジ」を理解する事で、
露出のコントロールが上手くなり、また一歩写真が上達すると思いますので、
ぜひ読んでみてください!
「白飛び、黒つぶれ」や「HDR(ハイダイナミックレンジ)」
にもつながる話です。
この記事を読んでわかること!
1「ダイナミックレンジ」とは?
2「白飛び、黒つぶれ」になる原因
3「HDR(ハイダイナミックレンジ)」とは?
ではいきます!
1「ダイナミックレンジ」とは?
「ダイナミックレンジ」というのは、
カメラのセンサーで表現することができる
明るさの領域の事です。
下の図で詳しく解説していきます。
このように「世の中にある明るさ」
に対して、「人間の目で見ることのできる領域」があります。
そしてさらに、「カメラで写すことのできる領域」があります。
このカメラで写すことのできる領域を
「ダイナミックレンジ」と言います。
この「ダイナミックレンジ」はカメラのセンサーによって違います。
フルサイズなどのセンサーが大きいカメラの方が
「ダイナミックレンジ」の幅は広く、
スマホなどのセンサーが小さいカメラほど、
「ダイナミックレンジ」の幅は狭くなります。
2「白飛び、黒つぶれ」になる原因
この「ダイナミックレンジ」の領域を超えた範囲のところが
「白飛び、黒つぶれ」になってしまいます。
イメージでいうとこんな感じです。
一枚の写真で明暗差が高いと、
カメラの「ダイナミックレンジ」内に収めることができず、
はみ出た部分が「白飛び、黒つぶれ」となり、
なんの情報も取り入れることができないため
後から加工したりができなくなってしまいます。
わかりやすく、具体的に写真で見るとこんな感じ
明るい部分と暗い部分の明暗差が高い代表として
このような逆光の写真があります。
赤い部分が白飛びしてしまっている部分
青い部分が黒つぶれしてしまっている部分
「白飛び、黒つぶれ」に関して詳しく知りたい方は
「こちらをチェック」してみてください。
しかしが逆光のように明暗差が激しい写真でも、
「白飛び、黒つぶれ」をしないで
一枚の写真にすることもできます。
それが「HDR(ハイダイナミックレンジ)」です。
「HDR(ハイダイナミックレンジ)」とは?
「HDR」に関しても聞いたことあったり、
あるいは、カメラをいじっていて「HDR」という文字を
見たことあるって方なんかもいるかと思います。
「HDR」とは、
暗いところに露出を合わせた写真
中間のところに露出を合わせた写真
明るいところに露出を合わせた写真
これらを合成して一枚の写真にしたものを言います。
どういう事かというと、
こういうことです。
・暗いところに露出を合わせるとダイナミックレンジは暗い方に寄ります。
なので明るい部分は白飛びする。
・明るいところに露出を合わせるとダイナミックレンジは明るい方に寄ります。
なので暗い部分は黒つぶれする。
そしてこの、
白飛びしてしまった部分と
黒つぶれしてしまった部分に
お互いの写真を合成して、一枚の写真にすると、
「白飛び、黒つぶれ」のない写真になり
「HDR」な写真になるというわけです!
まとめ
・「ダイナミックレンジ」とは
カメラで写すことのできる明るさの幅
・この幅を超えた部分を「白飛び、黒つぶれ」という
・「HDR」を使うと、明暗差の激しいものでも
白飛び、黒つぶれのない写真を撮ることができる
以上!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
このブログでは、写真初心者のための知識や、上達法を1から
簡単にわかりやすく伝えておりますので、
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