「カメラちょっと始めてみようかな!」
「写真上手くなりたいな!」
とか思って、写真の勉強を始めようとすると、だいたい1番初めに出てくるのがこの
「絞り(F値)」と「シャッタースピード」ってやつですね!
で、この記事では「絞り(F値)」とは何なのか、について「これから写真を始めようと思ってる方」、
あるいはカメラ持ってるけど「イマイチよくわかりません」って方、
「ボケた綺麗な写真が撮りたいです!」「ボカしたいです!笑」って方へわかりやすく説明していきます!
この記事を読んで分かること!
1,「絞り(F値)」とは何なのか。
2,「絞り(F値)」の特徴。
3,「絞り(F値)」を理解する事により写真の表現の幅が広がる。
1,「絞り(F値)」とはそもそも何なのか。
レンズから光をとりいれる穴の大きさの値(あたい)です。
「絞り」と言ったり「F値」と言ったり、意味は同じです!
絞り(F値)は、このような順番で並んでいます。
一般的には、F1.4〜F32位までのレンズがほとんどです!
この数字の差を「段(だん)」と言います!
例えば、「F4の1段上はF5.6」「F4の1段下はF2.8」って感じです!
(厳密には1段ずつの間にも数字はあります。)
そして何だか適当に並んでるように見えるこの数字、実はある法則で並んでます!
それは、「2段上が倍の数字」になってるんです。
どうゆう事かと言うと、F1.4の2段上はF2.8ですよね。
つまり1.4×2=2.8になりますよね!
F2の2段上はF4です。なので2×2で4です!
この法則が分かっていれば絞り(F値)の順番は簡単に覚えられます!
2,「絞り(F値)」の特徴。
では次は、「絞り(F値)」の特徴について見ていきます!
この図を見ながら説明していきますね!
この図を見れば、何となくわかると思うんですけど、
絞り(F値)の数字が低ければ低いほど、レンズの穴は大きくなります。
逆に
絞り(F値)の数字が高ければ高いほど、レンズの穴は小さくなります。
そして、
絞り(F値)の数字が低ければ低いほど、背景はボケる
逆に
絞り(F値)の数字が高ければ高いほど、背景はボケない
そして、
絞り(F値)の数字が低ければ低いほど、光がたくさん通る(明るい)
逆に
絞り(F値)の数字が高ければ高いほど、光があまり通らない(暗い)
どれくらいボケるのかを比較するために、
F4で撮った写真とF8で撮った写真とF16で撮った写真を比べて見ました!
ピントは1番手前のビンに合わせてます。
どうでしょうか。ボケ具合が違うのわかりますか?
もちろん、
F2.8やF1.4で撮ればもっとボケますし、
F22やF36で撮れば後ろのビンまでもっとボケずに撮れます!
そしてこの、ピントの合ってる範囲を、
「被写界深度」
といいます!
では、カメラを持っていたら実際に触って
見てみましょう!
ちなみにレンズの「1番低い絞り(F値)」の事を「開放」と言います!
(1番そのレンズの穴を開けている状態だからです。)
「そのレンズ開放いくつ〜?」みたいな会話がよくあります。笑
そして絞り(F値)が低いレンズ(解放がF1.4とかF2.8とか)ほど高いです!笑
なぜかというと、まぁ単純に作るのにお金がかかるから^^;
あとたまに、「明るいレンズ欲し〜」とか言ってる人がいて、
僕は写真を始めたころ、「明るいレンズって何?」「それで撮ると写真が明るくなるの!?」
って感じで、よく意味がよくわかんなかったんですよ!笑
なので一応書いておきますね!
明るいレンズとは、絞り(F値)の数字が低いレンズの事を言います!(だいたいF1.4とかF2.8とか)
たとえば、暗いところで写真を撮った時に、
「開放がF5.6」のレンズだと、「わ、これ以上明るく撮れない」ってなっちゃうところを、
「開放がF1.4」のレンズだったら、「F5.6だと暗いからF2.8で撮ろ!」
って出来るわけですよ!
つまり、
開放がF5.6のレンズで、F5.6で撮っても
開放がF1.4のレンズで、F5.6で撮っても
その写真の明るさは一緒って事です。笑
3,絞り(F値)を理解する事により写真の表現の幅が広がる。
表現の幅が広がるという事で、今までの説明で、
「絞り(F値)」を下げる事で背景をボカしたり
「絞り(F値)」を上げる事で写真全体にピントを合わせる
という写真の表現はできると思います!
それともう1つ、「絞り(F値)」を変える事でできる事があります!
それは・・・
光の写り方です!
なんか「ピカーんッ!」って感じのやつです!笑
すいません写真を見てください^^;
わかります?
左の写真は、太陽が「ふぁ〜」って感じで、右の写真は「ピカーン」って感じに
なってますよね!
よく工場の夜景とかで、「光ピーーん」ってなってる写真あるじゃないですか!
あれは「絞り(F値)」を高くして(つまり絞って)撮ってるんですよ!
「まとめ」
絞り(F値)とは?
絞り(F値)の数字が低い
・レンズの穴が大きくなる(開く)
・背景がボケる
・光がたくさん通る(明るい)
・光は「ふぁ〜」って感じになる
・値段の高いレンズが多い
絞り(F値)の数字が高い
・レンズの穴が小さくなる(絞る)
・背景がボケない
・光があまり通らない(暗い)
・光は「ピーンッ」って感じになる
・値段の安いレンズが多い
です!
あなたのこれからの写真Lifeに役立てたなら幸いです^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!