今回は「被写界深度」について解説してきます!
「聞いたことある」とか「なんとなくわかるかな〜」って方や、
どうしたらボカした写真を撮れるのかも、解説してるので
「ボカした写真撮りたい」って方はぜひ!
この記事を読んでわかること!
1,被写界深度とは何か
2,被写界深度の特徴
では早速!
1,被写界深度とは何か
結論から言うと、
被写界深度とはピントが合っている範囲ですね!
被写界深度=ピントが合っている範囲
写真初心者の方だと勘違いしてる方が多いんですけど、
写真を撮るときにファインダーを覗いて、
ピントを合わせて撮りますよね?
そのピントを合わせた所だけ、ピントがあってると思ってませんか?
これ実は違くて、
レンズの面と、ピントを合わせた所が
平行になってるところは全部ピントがあってるんですよ!
どういうことかと言うと、
写真を見るとわかりやすいんで見てみて下さい!
レンズの面と並行とはこう言うことです。
黒い点にピントを合わせると、この線上のものにピントが合うことになります!
なので、右の写真は、真ん中のビンだけにピントを当てたくても、
すべてのビンにピントは合ってしまいます。
これは左の青いビンにピントは合わせましたが、
同じ線上にある、右のビンにもピントは合うとゆうことです!
これを踏まえた上で、「被写界深度」。
つまりピントが合ってる範囲というのは、この線の幅です。
この線の幅をわかりやすく説明すると、
これも写真を見るとわかりやすいので見て下さい!
この緑の線の間の範囲のことを「被写界深度」と言います!
つまりこの緑の線の間の範囲はピントが合っている
と言うことです!
ピントが合っている範囲が狭いことを「被写界深度が浅い」と言い
ピントが合っている範囲が広いことを「被写界深度が深い」と言います!
2,被写界深度の特徴
被写界深度の特徴は4つあります!
1,絞り(F値)で変わる
2,レンズの焦点距離で変わる
3,被写体と背景の距離で変わる
4,手前1/3、奥2/3
1絞り(F値)で変わる
被写界深度は、絞り(F値)で変わります。
絞り(F値)が下がれば、「被写界深度は狭く」なる
絞り(F値)が上がれば、「被写界深度は広く」なる
なので
絞り( F値)を下げるほど、「写真はボケる」
絞り( F値)を上げるほど、「写真はボケなくなる」
*これが絞り(F値)が低い方が写真がボケるとゆう理由です!
*ピントは、真ん中のビンに合わせてます。
後ろのベランダの柵を見ると違いがはっきりわかりますよね!
2レンズの焦点距離で変わる
焦点距離が長い(望遠)ほど、「被写界深度は狭く」なります
焦点距離が短い(広角)ほど、「被写界深度は広く」なり
なので、
望遠レンズを使った方が、「写真がボケる」ようになります!
広角レンズを使った方が、「写真がボケなく」なります!
比較写真↓
わかりやすく比較するために、
24mmで撮った写真を70mmで撮った画角に
トリミング(切り抜き)しました。
後ろのビンのボケ具合が違うのがわかると思います!
3被写体と背景の距離で変わる
被写体と背景の距離が遠いいほどボケて
被写体と背景の距離が近いほどボケなくなる
これは単純にピントを合わせた被写体が、
背景から遠ければ被写界深度からも遠くなるのでボケる
逆に、ピントを合わせた被写体から背景が近ければ
被写界深度に近くなるのでボケなくなると言うことです。
比較写真↓
4,手前1/3、奥2/3
この被写界深度は、ピントを合わせたところから
手前1/3、奥2/3というバランスになっています!
どうゆうことか!
このように、被写界深度はピントを合わせたところから、
手前1/3、奥2/3とゆう比率でピントが合います!
このバランスは、被写界深度を深くしても、浅くしても変わりません!
「まとめ」
写真をボカしたければ赤字のものを選ぶようにし
写真をボカしたくなければ青字のものを選ぶようにすると
写真をボカしたりボカさなかったり、自分で操れるようになります!
以上!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
このブログでは、写真初心者のための知識や、上達法を1から
簡単にわかりやすく伝えておりますので、
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